群馬大学 研究・産学連携推進機構
安価な処理浴を用いて高い耐摩耗性と耐食性を有す高硬度表面を実現
従来、機械部品や金型等、耐久性や耐摩耗性を要求される金属部材は、コーティング、拡散処理、熱処理等によって表面を改質し、耐食性や硬度を向上させてきました。しかし素材や用途、形状によっては、それら処理ができなかったり、耐久性に問題が生じるケースがあります。
そこで高品質でかつ容易に金属表面を硬化することのできる安価な処理方法を研究し、溶融塩浸漬法を用いた「ホウ化処理法」を実現しました。
ステップ1 :
ホウ砂及びアルミニウムを溶融した溶融塩浴を作製
ステップ2 :
溶融塩浴に金属部材を浸漬する
ステップ3 :
金属部材を溶融塩浴から取り出し、水中にて冷却
この方法によって非常に高い硬度を金属部材に賦与することができます。また安価なホウ素源であるホウ砂を用いて短時間で硬化処理を行うことが可能となります。
群馬大学が世界水準の研究大学として発展することを目指します
高度教育研究及び産学連携に必要な戦略を策定し、研究企画立案、研究資金の調達・管理、知的財産の活用等を総合的にマネジメントし、本学の研究力を顕在化することによって、本学が世界水準の研究大学として発展することを目的に以下の業務を推進しています。
(1)高度教育研究及び産学連携に係る戦略策定に必要な情報収集及び分析
(2)高度教育研究及び産学連携に必要な戦略の策定及びマネジメント
(3)高度教育研究及び産学連携に関するプロジェクト等の企画立案
(4)高度教育研究及び産学連携に係る大型ファンディングへの対応及び統括等
出展団体名 | 群馬大学 研究・産学連携推進機構 |
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所在地 | 〒371-8510群馬県前橋市荒牧町4-2 群馬大学 荒牧キャンパス |
設立年月 | 2016年04月 |
従業員規模 | 501名以上 |
URL | https://research.opric.gunma-u.ac.jp |